教室を開いて1年経過した新人先生に話を聞いてみよう
半田ひらち教室
指導者 水谷友美先生
さつき書道会に入会した経緯を教えてください
社会人になり、学生の頃に辞めた書道を再開したいと思っていました。以前からこちらのさつき書道会のことは知っていましたし、書を通して「地域との繋がり」や「日本文化を大切さ」を発信しているさつき書道会に入会を決めました。また次世代の子ども達のことを一番に考え、厳しい中にも優しさのある教室の環境作りや、澤田先生の親しみやすい雰囲気も自分に合っていると感じました。
指導者を目指そうと思ったきっかけはなんですか
幼い頃から書道を習っていたので、いずれ長い人生のどこかのタイミグで指導者になれたらいいなという思いは持っていました。しかし当時は指導者になることをそれほど強く思っていませんでした。
突然澤田先生から「よかったら教室手伝ってくれない?」のひとことでアシスタントとして教室お手伝いが始まりました。日々の教室の中で、先生と関わっていく子ども達がイキイキとし、自信をつけ変わっていく姿をみて、私も少しづつやりがいを感じていました。またその頃から教室を持ってみたいという思いが強くなりました。
不安だったことはありませんか
自分の年齢や経験が浅いこと。保護者の方とのコミュニケーション。生活環境と教室運営の両立など様々な不安はありましたが、どうしてもわからないことは先生と相談しながら進めていきました。
教室をやると決めてから、気持ちの変化を教えてください
アシスタントをして2年が経過した頃、先生から「将来的に自分の教室を持つと今より充実して楽しくなるよ。」と何気ない会話の中からより意識するようになりました。初めは色んなことを考えましたが、「行動しないと始まらない」と気づき、半年後、スタートすることにしました。ふと時々我に帰ると「焦りや不安」が襲って来ることもありましたが、書道会の先生達が準備を手伝ってくれたり、町の方が相談に乗ってくれたり、家族に応援してもらってるうちに不安も和らぎ、「今できることひとつずつコツコツと進めていこう」という前向きな気持ちに変わっていきました。
何ヵ月目から生徒さんが集まり始めましたか
2ヶ月目です。地元で知り合いの方に再会したことをきっかけに無料体験教室にきてもらいました。その他、HPやパンフレットを通して知ったという方も少しずつ増えてきました。
今までの仕事やライフスタイルはどう変化しましたか。
以前の仕事は通勤時間に往復2時間要し、今振り返ると気持ちにゆとりのない生活を送っていました。書道教室の仕事をするようになり気持ち的にもゆとりができ、日々、自己研鑽しながら、生徒さんと一緒に成長している感覚です。
そう言った意味で今のバランスのとれたこのライフスタイルは自分には合っていると思います。